上村松園 「画道ひとすじ」
松伯美術館
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松伯美術館は平成6年春の開館以来、上村松園・松篁・淳之、親子三代にわたる作品を収蔵、展示してきたほか、数多くの特別展、企画展を開催し様々な視点から近代日本画の作品を紹介してきました。また、毎年日本画の普及や若手花鳥画育成を目的とする公募展も開催するなど、美術館の特色を保ちながらも幅広い活動を続け、この度開館20年の節目を迎え、新たなスタートをきることとなりました。そこで当館では、開館20周年を記念した特別展「上村松園展」~画道ひとすじ~を開催します。松園の描く女性は姿が美しいだけでなく、凛とした清々しい気品のある内面の美しさまでもが描き出されています。そのひたむきで一途な女性たちの姿は松園自身の姿と重なります。画道ひとすじに生きた松園は、才能におぼれることなく、よりよいりっぱな作品を生み出すために、日々たゆまぬ努力を続けていました。本展では、初期から晩年までの作品をご覧いただき、特に遺された多くの下絵、模写、素描などから、一生涯続いた松園の絵に対する情熱を感じ取っていただけたらと思っております。
メディア
スケジュール
2014年03月14日 10:00 ~ 2014年05月11日 17:00